マウナケア

Aloha ‘Aina Connections

マウナ・ケアについてちょっと書こうと思います。

ハワイ島の最高峰、マウナ・ケア。
それは同時にポリネシアの最高峰であり、世界最高峰でもあります。公式には4205メートルとなっていますが、本来の山の高さの定義である隆起し始めている部分(海底)から計測すると、10203メートルとなってエベレストを抜いて世界一高い山ということになるのです。

頂上には日本のすばる展望台など、13の展望台(天体望遠鏡)が設置されています。原住民との約束でこれ以上設置はできませんが、世界一大気のきれいな場所ということで天体観測の拠点となっています。

マウナ・ケアは直訳すると、「白い山」です。山頂に雪が積もることからその名が付きました。

聖なる山としてたたえられるマウナ・ケア山頂は「神の領域」であり、天と地、あの世とこの世を分ける巨大な空間が広がっている場所であると信じられてきました。
古代ハワイアンの時代、山頂は「クーカハウウラ(赤い露のクー)」と呼ばれ、雪の女神ポリアフの恋人であるクーに捧げられた名前だといわれています。また同時に伝説のチーフの名前としても知られています。ここはハワイの神々、ハワイアンの先祖の故郷だと考えられ、感謝と祈りの対象でした。

古代ハワイアンの時代から、この聖なる山に対して畏敬の念を抱き、山をたたえた言葉を残しています。
“ Mauna Kea kuahiwi kū haʻo i ka mālie “ ―「静寂さの中に立つ驚異の山」
標高4000メートルを越えると、あたりは静寂に包まれ、それはまるで宇宙空間にいるような錯覚を覚えます。
特に月明かりのない夜になると、空にはおびただしい数の星が現れ、天の川も見え、流れ星は頻繁に見ることができます。

この山は真のスピリチュアリティを目覚めさせてくれる強力なパワースポットのひとつです。
地球が宇宙の星の中のひとつだということを実感し、また私たち人間の存在の小ささを気付かせてくれます。
心が疲れてしまった人、日常に不安を抱いている人はぜひここに来ることをお勧めします。
生きるための力を与えてくれますし、いままで気がつかなかったさまざまなことを気付かせてくれる場所だからです。
自然と涙が流れ、命の尊さ、愛の大切さ、本来持っていた優しい心を甦らせてくれる特別な場所です。

著書『癒しのパワースポット ハワイ島編』より一部抜粋。

これほどまでにハワイアンが大切に思っている山です。
ハワイアンとの約束でこれ以上天体観測のための望遠鏡は作ることができないということになっています。

昨日のリンクに心が動きました。

「人間はみんな同じおやまに上る途中で、それぞれが違う道を通っている。それぞれ見る景色は違い、そして今日みる景色と明日見る景色もちがう。頂上に着いたときにやっと、すべての世界の景色をみわたすことができる。でも、わたしたちのうちだれが、頂上までたどりついたというのだろうか。私たちはみなまだ学びの途中です。」
まだ、たどり着いていない頂上に、神聖なおやまを削って、巨大な施設を建てるのは、いまの私たちの状況をよくあらわしているかもしれません。
結果をいそぎ、自分の心の声、まわりのいのちあるものの声が聞こえず、物事をバッと終わらせてしまいます。
私の毎日の生活の中でも心当たりがあります。
本当は大事なことは自分のうちにあり、足元にあるのに。
今マウナケアで起こっていることはそんなわたしたちの在り方をもう一度考え直す時なんだといわれているような気がします。

すべての生物の中で、地球という美しい星を壊しているのは人間だけです。
大事なことは自分の内にあり、足元にある。
そのことをもう一度考え直して、頭でなく本当に肚(はら)でそれを実感して言動(いうこと、やること)に落とし込んでいく時だと思います。本当に!

Aloha と言う意味、本当に理解していますでしょうか?
簡単に言うことはできるけど、本当に Aloha な言動ができているでしょうか?
よく考える時にきていると思います。
みずからの本心に、真心に、聞いてみてください。
答えはすべて自分の内にあるのです。